幸せの時間（17）

智子が離婚届けに印鑑を押さなかったと嘘をつかれた耀子は、浅倉の台湾出張に同行した際の写真を会社に送りつけた。
「地獄の始まりね、パパ…」　対立派閥にも愛人同伴で出張に行ったことを知られ、浅倉はエバーグリーンタウンプロジェクトを下ろされてしまった。
また、矢崎の妻・江里子が死に、その葬式で矢崎に入院費用を貸さなかったことを香織が知ってしまい、公衆の面前で罵られてしまうことに！奈津に追い出されてしまった良介は、浅倉によって家に連れ戻された。
産婦人科に行った耀子は、実は想像妊娠であったことを医師に告げられた。
もはや耀子に目もくれなくなった浅倉の血を受け継ぐ子どもが欲しい耀子は、良介に目をつける……。
さまざまな歯車が狂い始めた中、エバーグリーンタウンプロジェクトに復帰したい浅倉は片岡に渡す金を晨宋の古河からもぎ取るが、なんと古河が首を吊って自殺してしまったのだ!!晨宋建設の古河の自殺のことで警察に呼び出された浅倉は、そのままどこかに失踪してしまった。
同じ頃、アザレアニュータウンの手抜き工事が明るみに出て、マスコミが浅倉家に押しかけてきた。
そんな中、香織の妊娠が発覚し、同時にそれを知った耀子は包丁を振りかざし、香織を人質に浅倉家に立てこもってしまう！　その模様をテレビのニュースで観た浅倉は……。
不倫の果てに。
衝撃のクライマックスが訪れる!!古代エジプトに、神々の怒りに触れた男女がいた。
禁断の恋をした女王と、若き僧侶・カクラテス。
神の命を受け、二人を殺したバステトは、永遠の生命と永遠の美を与えられたのだった。
カクラテスに心を奪われていたバステトは、再びカクラテスが生まれ変わる日を二千年もの間、待ち続ける――。
時は廻り、現代。
カメラマンの加蔵春彦は、大きな力で引き寄せられ、エジプトへ渡る…！　時空を超えた大スペクタクル！「鷲の頭」を目指す加蔵春彦と妹の真理は、苦難の旅の末に「鷲の頭」のある女人国に辿り着いた。
道中で熱病にかかってしまった春彦を治せるのは、不思議な力を持つ、女王ただ一人。
真理は春彦の病を治してもらうため、女王に面会し、そして女王の秘密を知る…。
その晩、宮殿で迷ってしまった真理が見たものは、春彦に良く似た死体と、その死体を前に儀式を執り行う女王の姿だった!!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60013916

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