狩人の星座(1)
「キャリアガール」の編集者・榊瑠衣子は、一緒に仕事をしているルポライターの壬生を密かに愛していた。
ふとしたことから、拾われて壬生のマンションで同居する事になった吾妻健太は、星占いの知識が豊富だったため、瑠衣子は少しでも壬生に近付きたくて、彼に仕事を依頼した。
ルポライター・壬生と彼を巡る12星座の女たちの愛。
里中満智子の講談社漫画賞受賞作が登場!健太の受け持った星占いのページは、生まれた時間に東の地平線にどの星座があったか、という「上昇宮」の考え方を取り入れて、評判は上々だった。
瑠衣子は相変わらず、壬生に自分の気持ちを伝える事が出来ないでいたが、「キャリアガール」の編集長・尾形に無理矢理犯されてしまう。
一方、壬生は両親の復讐という目標があって、ルポライターの仕事をしていた。
尾形に犯されてしまった瑠衣子は、壬生への想いだけが支えだった。
思い切って気持ちを伝えた瑠衣子はついに壬生と結ばれた。
しかし、二人は愛し合いながらも、その後関係はなかなか進展しなかった。
瑠衣子に執着する尾形は、嫌がらせのようなアプローチを瑠衣子に繰り返した。
毅然とした瑠衣子の態度に、尾形は本気で瑠衣子を愛し始めてしまったのではないかと気付く。
瑠衣子は妊娠したが、壬生に相談することが出来ず、一人で子供を産もうと考えていた。
しかし、尾形の子供を妊娠していると誤解されてしまい、会社で噂になってしまう。
無理して仕事を続けていたこともあって、流産してしまった瑠衣子は、事実を知った壬生と言い争いになり、二人は別れてしまう。
一方、壬生を愛するかつての恋人・理絵は、彼と結婚しようと策略を練る。
瑠衣子と壬生が別れてしまった後、壬生を愛する理絵は一人で勝手に婚姻届を出し、壬生と夫婦になった。
瑠衣子は壬生の設立した新事務所で働き始め、二人はお互いが本当に愛し合っていたことを確かめ合う。
やっと理絵と離婚が成立しそうな矢先、壬生は仕事を邪魔しようとしている者達の手によって、車にはねられてしまう。
意識不明に陥った壬生の回復を待つ瑠衣子は…!?続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60011598